2007-05: 夫婦でスケッチ・ブログ

大沼から見た駒ヶ岳 ― 2007/05/01 22:07

大沼の続きです。大沼の湖岸から、沼越しに駒ヶ岳を望みました。山の上にはまだ、雪が残っています。見ていると、モーターボートが湖面を走っていきました。

キタラ・コンサートホールの、パスカル・マルソーのパイプオルガン・コンサートに行ってきました。マルソー氏は、キタラ・コンサートホールの初代のオルガニストで、私達にも思い出があります。

プログラムは、”トッカータとフーガ、ニ短調”を中心とするバッハ作品、ブクステフーデの作品、それにマルソー氏が得意とするフランス現代作品の中からトゥルヌミールの作品でした。10年前と変わらない力強い演奏でした。

お天気が良いので、札幌郊外の大麻というところに、始めてやって来ました。なかなか、感じの良い町ですね。住宅街にある閑静なカフェ、サン・レモで、手作りのおいしいケーキとピザをいただきました。

そして、近くの野幌森林公園を散歩しました。ちょうど、水芭蕉が一面に咲いてるところがありました。札幌の水芭蕉も、大沼に負けていません。

札幌でも、ようやく桜が咲きました。ちょっと、大通公園へ桜を見に行きました。場所によってはもう満開で、一部の木は散りはじめています。

そのあと、Bund Cafeでお茶をしました。今日は、深みの有る味のプーアール茶を選びました。お菓子は、Kimeiさんのクリーム・チーズ入りのクランベリー・パンをいただきました。お茶の力強い味によく合っていました。

思い出の美術館27：竹久夢二伊香保記念館（伊香保、群馬県）

伊香保温泉の中心部から、渋川のほうにちょっと行ったところに、竹久夢二伊香保記念館があります。土蔵造りの趣のある建物です。伊香保は、夢二ゆかりの土地で、彼は近くの榛名湖畔にアトリエを造りました。

ここには、夢二の作品の中でも、特にデザイン関係の作品が充実しているように思いました。夢二の絵葉書、手ぬぐい、浴衣のデザイン、本の装丁にはすばらしいものがあります。肉筆画としては、”榛名山賦”が有名です。

私にとって特に興味深かったのは、夢二の鉛筆スケッチです。市井の人々のなにげない表情をうまくとらえています。

記念館のとなりには、いろいろなオルゴールを展示している展示館がありました。

帰りには、水沢観音に寄って、門前の水沢うどんを楽しみました。