思い出の美術館40:オーストリア・ギャラリー ― 2007/09/01 16:55
思い出の美術館40:オーストリア・ギャラリー(ウィーン、オーストリア)
ウィーンの旧市街、リングの南に、広大なヴェルヴェデーレ宮殿があります。これは、かつて貴族のプリンツ・オイゲン公の夏の離宮でした。重厚なバロック様式の宮殿です。宮殿の前は、広大な幾何学式庭園になっていて、はるかかなたにシュテファン寺院の搭が見えます。
ここは、現在は、ウィーンの19世紀末から20世紀の美術を展示する美術館になっています。ウィーン分離派とそれに続く画家たちの作品が展示されています。有名なところでは、クリムトの”キス”、”ユーディット”、”水蛇”、シーレの”家族”があります。クリムトに関しては、ここが一番充実しているのではないでしょうか。このほかに、ココシュカやシュトゥックの作品もあります。
私達が数年前に行ったときには、企画展として、モネの作品の展示をしていました。
ここからそう遠くないところには、オットー・ワーグナーのアール・ヌーボー建築、マジョリカ・ハウスがあります。
北海道ふるさと祭り ― 2007/09/02 20:21
札幌大通り公園の収穫祭、”ふるさと祭り”に行ってきました。イサム・ノグチのブラック・スライド・マントラの前に、皆さんで集まって、ホタテやウニめしなどを食べて飲んで楽しみました。今年は、大雨が降った去年より、だいぶ人出が多いようです。各売り場の前に、列ができていました。ところで、BGMの浅川マキが、なつかしかったですね。
思い出の美術館41:信濃デッサン館 ― 2007/09/08 17:46
思い出の美術館41:信濃デッサン館(上田、長野)
長野県の松本市の北東にある上田市塩田平の細い道をたどって行くと、三重の塔で有名な古刹、前山寺があります。この前山寺の門前にある、小さな美術館が信濃デッサン館です。
この美術館は、夭折の画家達の作品を収集した、窪島誠一郎氏の個人美術館です。村山槐多、関根正二、松本竣介など、20-30代で没した画家の作品、主としてデッサンが展示されています。代表的な作品は、村山槐多の”尿する裸僧”、関根正二の”自画像”などです。
槐多の作品は、近くに建てられた”槐多館”にも展示されています。ここも小さな美術館で、中空に浮かぶ階段など、建築としてもおもしろい建物です。
残念ながら、信濃デッサン館は、窪島氏が次回に述べる無言館に力を集中するために閉館されることになりました。
前山寺では、名物の「くるみおはぎ」を食べました。
チョコレートケーキとオルガン・コンサート ― 2007/09/09 21:03
今日は、おてしおで”色うるおい”講座です。今回は貼るところがいっぱいありますので、ちょっとやりがいがあります。 そのあと、Bund Cafeでお茶をしました。メイグイファのお茶と、松の実の入ったチョコレートケーキをいただきました。お茶に浮かんだ赤い花が、いいアクセントになっています。BGMのルー・リードには、しびれました。オーナーさんは、昔のマニアックな曲をよく知っていますね!
昨日は、モニカ・メルツォーヴァさんのパイプオルガン・コンサートに行ってきました。モニカさんは第5代のキタラ専属オルガニスト(2002-2003年)で、女性としては唯一の専属オルガニストです。プログラムは、メンデルスゾーン、ヴィドール、バッハです。最後は、おなじみのトッカータとフーガ、ニ短調でしめました。ダイナミックで暖かみのある演奏でした。モニカさんは、投げキッスをしたりして、相変わらずお茶目なところを見せていました。
ホームページ「夫婦でスケッチ」を更新しました。 ― 2007/09/15 10:12
ホームページ「夫婦でスケッチ」http://www.asahi-net.or.jp/~GQ9R-FJSWを更新しました。「札幌の秋」をアップしました。北大や真駒内公園、定山渓の紅葉風景の絵を載せています。
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