木の芽時にさくらのタルト ― 2008/04/05 23:15
思い出の美術館65:神田日勝記念館 ― 2008/04/06 20:07
思い出の美術館65:神田日勝記念館(鹿追町、北海道)
帯広から北西に20kmほど行くと、鹿追町の国道274号沿いに神田日勝記念館があります。神田日勝は十勝の牧場で、農業を営みながら絵を描き続けた画家です。その絵は高い評価を得ましたが、若くして死んでしまいました。ここは、彼の絵を収蔵・展示するこじんまりした美術館です。
彼の絵には、農村や農作業を題材としたものが多く見られます。作風は大きく変化しており、表現主義的なものから、リアリズムのものまで幅があります。遺作である”馬”は馬の上半身だけが描かれています。上半身だけでも実に生き生きとしています。
美術館の一角では、この地方の画家による新作展もおこなわれていました。
帰りには、近くの牧場でアイスクリームを食べました。
思い出の美術館66:弥生美術館・夢二美術館 ― 2008/04/12 16:50
思い出の美術館66:弥生美術館・夢二美術館(弥生、東京)
千代田線の根津駅を降りて、東大に向かって坂を上って行きます。東大の手前で、左に行く道にV字形におれてしばらく行くと、2つならんだ建物、弥生美術館・夢二美術館に着きます。
弥生美術館は、高畠華宵、蕗谷虹児などの大正から昭和初期の挿し絵画家の作品を収蔵しています。私達が以前に行ったときには、松本かつぢ展をやっていました。松本かつぢは昭和初期の挿し絵画家で、少女漫画の先駆といえる漫画作品も描いています。その絵は、私も子供の頃見たおぼえがあります。
建物の中を通って、となりの夢二美術館に行くことができます。伊香保の夢二美術館(思い出の美術館27)よりは小規模ですが、優品がそろっています。”セノオ楽譜”の表紙のシリーズが印象に残りました。
美術館の中は、オバサマ達で混んでいました。ここには、小さなティー・ルームもあったのですが、残念ながら混んでいて入れませんでした。
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