新刊書”ヨーロッパのアール・ヌーボー建築を巡る”2009/04/04 16:31

堀本洋一著”ヨーロッパのアール・ヌーボー建築を巡る”角川SSC新書

表紙を見たとき、「あっ」と思いました。この青い枠の卵形の窓は、私たち夫婦にとっては、思い出深い建物です。フランス東部の古都、ナンシーの、線路わきの家です(クロードロラン通りの家)。アール・ヌーボーの都、ナンシーは、私たちが新婚旅行で訪れた、お気に入りの街です夫婦でスケッチ(フランス3)。小雪が降る中、アール・ヌーボーの家を見てまわりました。

この本には、ナンシーの他、パリ、ウイーン、ブリュッセル、バルセロナなどのアール・ヌーボー建築が載っています。著者は写真家なので、小さい本ながら、写真が優れています。このうち、ナンシーとウイーンは見ましたが、まだ見ていないところも、いつか行ってみたいですね。

思い出の美術館105:京都文化博物館2009/04/05 19:41

思い出の美術館105:京都文化博物館(京都)

京都の中心部にある三条通りは、明治大正期の歴史的建造物の残る、面白い通りです。この三条通りと高倉通りの角に建つ、れんが造りの建物が京都文化博物館です。この建物は、旧日本銀行京都支店であり、東京駅を設計した辰野金吾の設計で、明治39年に建てられたものです。

展示館は、れんが造りの建物の隣にある7階建てのビル(本館)にあります。3階の美術工芸展示室では、”京都府コレクション”として京都に縁の有る現代作家の作品が展示されていました。洋画、日本画、衣装、人形などがありました。

2階の歴史展示室では、古代から明治までの京都の歴史が、展示されています。さまざまな織物や、十二単の展示が印象にのこりました。

ここの近くには、イノダコーヒーの本店があります。ここで、有名な”京の朝食セット”を食べました。

西本智美、リトアニア室内管弦楽団コンサート2009/04/07 23:25

西本智美指揮の、リトアニア室内管弦楽団のコンサートに行ってきました。プログラムは、チャイコフスキー”弦楽セレナーデ”、ブリテン”シンプル・シンフォニー”、ストラヴィンスキー”ミューズの神を率いるアポロ”、モーツァルト”交響曲40番”です。

約30人という小編成のオーケストラで、お年寄りが多かったのにもかかわらず、はつらつとした音でした。特に、ストラヴィンスキーのバレエ曲が、なかなか面白かったです。リトアニアは、今、経済が大変な状況ですから、日本で稼いで帰ってほしいですね。

雪解けの定山渓2009/04/12 17:22

お天気がいいので、定山渓温泉に行ってきました。山には、まだ、雪が残っていますが、気温が上がって、雪解けが進んでいます。川の水量も増えています。あちこちで、可憐なふきのとうが見られました。白糸の滝のほうに行ってみました。滝の近くの玉川橋から見た景色を、描きました。川の水が、ちょっと不思議な色をしています。

定山渓の猫は人なつこい2009/04/12 17:24

定山渓の小さな公園に、猫がたくさんいました。人なつこい猫です。なでなでしても、だっこしても、怒りませんでした。