新年にふさわしく、富士山の絵です ― 2011/01/02 21:46
明けまして、おめでとうございます。昨年、”夫婦でスケッチ”をご訪問くださった皆様、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
年末は、江ノ島に行って来ました。始めて岩屋のほうまで、行ってみました。江ノ島は、小さな島の中に、見所がたくさんあって、面白いですね。日本のモン・サン・ミッシェルという感じです。名物のしらす丼も、なかなか美味でした。猫にも、何度も出会いました。
絵は、泊まった鎌倉プリンスホテルの窓から見た、江ノ島と富士山です。ところで、鎌倉で、三輪車のようなものに乗ったベッキーを見ましたが、何の撮影だったのでしょうか。
”カンディンスキーと青騎士”展 ― 2011/01/03 14:39
東京駅近くの三菱一号館美術館でやっている、”カンディンスキーと青騎士”展に行ってきました。青騎士は、20世紀初頭に、カンディンスキーを中心とするグループが、ミュンヘンで興した新興芸術運動です。
ミュンヘンのレンバッハハウス美術館から、多くの作品が来ています。この美術館は、私たちがミュンヘンに行ったとき、時間がなくて行けなかったので、今回の展覧会は良い機会です。
カンディンスキーの、初期のアールヌーボー風の作品から、抽象絵画の誕生までの発展がたどれます。”ミュンターの肖像”、”ムルナウ---家並”、”コンサート”などが印象に残りました。彼の深い青が注目されます。彼の恋人であったミュンターの”ヴェレフキンの肖像”もなかなか良い絵です。
新宿末広亭 ― 2011/01/04 20:06
年末に、新宿の末広亭に行ってきました。「さん喬・権太楼 二人会」です。2時間以上ならんで、やっと2階席が取れました。権太楼師は、しばらく入院していたということですが、元気そうな声でした。
演目は、中入り前は、さん喬「中村仲蔵」、権太楼「井戸の茶碗」で、中入り後は、二人のリレーで「文七元結」をやりました。リレーの落語というのは珍しいですね。二人はタイプが違う落語家なのに、違和感なく噺がつながっていました。私の中では、両師は若手に近いというイメージがありましたが、もう押しも押されもせぬ重鎮となりましたね。
最後は三本〆で年を送りました。年末に落語を聴くというのも、良いものですね。外は、忘年会帰りの人々で、うるさかったですが。
デューラー版画・素描展 ― 2011/01/05 20:22
年末に、上野の西洋美術館でやっている、”デューラー版画・素描展”に行ってきました。16世紀ドイツの画家、デューラーは、私の好きな画家で、ニュルンベルクまで彼の家を見に行ったこともあります。
この展示は、メルボルン国立ヴィクトリア美術館のコレクションを中心とするものです。オーストラリアにこんな良いコレクションがあるとは、知りませんでした。
”宗教、肖像、自然”をキーワードに、彼の版画作品の全貌を展示しています。”キリスト受難”のシリーズや、”聖母の生涯”のシリーズが見事です。なかでも、巨大な”マクシミリアン1世の凱旋門”は、圧巻です。
上野西洋美術館も負けていません。”騎士と死と悪魔”、”メランコリアI”などの、有名作品を所蔵し、今回も展示しています。
会期の終了間際に行ったのに、比較的すいていて、おちついて見ることができました。
思い出の古寺20:サント・トリニテ教会(パリ) ― 2011/01/08 15:22
サン・ラザール駅やオペラ座の近く、メトロのトリニテ駅を降りてすぐのところにあるのが、サント・トリニテ教会です。19世紀のオスマンのパリ大改造計画にともなって、建造された教会です。
正面中央に高い塔を持ち、部分的にゴシック様式を取り入れた古典様式の建物です。内部は、天井が高く、広々としています。ここは、そのパイプオルガンでも有名です。入り口側と中央に2台のパイプオルガンがあります。私達は、一度、コンサートを聞きに行きました。そして、フランス、現代音楽の巨匠、オリビエ・メシアンは、かつて、ここでオルガニストをしていました。ちなみに、2008年は、彼の生誕100周年でした。
この近くのロシュフーコー通りには、ギュスターヴ・モロー美術館(思い出の美術館6)があります。
最近のコメント