安田侃彫刻展(創成川公園)2011/11/03 18:01

イタリア在住の彫刻家、安田侃の野外彫刻展が、引き続き札幌各地で行われています。絵は、二条市場の近くの創成川公園にある、”生誕”です。へそのお?のある球体が、四角いわくにおさまっています。

思い出の美術館153:観音の里歴史民俗資料館(高月、滋賀)2011/11/05 15:36

滋賀県の米原で東海道新幹線を降りて、北陸本線に乗り換えて、琵琶湖東岸を行きます。しばらくすると、湖東の観音の里、高月に着きます。駅を出てすぐの道を北に歩きます。途中で右に折れて、流れに沿った細い道を歩いて行くと、渡岸寺観音堂( 思い出の古寺23)に着きます。ここには、国宝の十一面観音があります。そして、この観音堂の東にあるのが、 観音の里歴史民俗資料館です。

ここには、この地に多い観音像や、ここの歴史、民俗についての展示がされています。まず目を引くのが、大円寺”釈迦苦行像”です。骨と皮ばかりの異形の釈迦像です。この他に、この地方の横山神社”馬頭観音像”、春日神社”神像”などがあります。また、この地方の儒者、雨森芳州関係の史料の展示もあります。

ここを出発点として、高月、木之本周辺の観音を巡るコースがあるのですが、私たちは時間がなくて、ここ1か所しか、行けませんでした。

晩秋の百合が原公園2011/11/06 19:20

なんとか、雨が降らずにすみましたので、家から歩いて行ける距離にある百合が原公園に行ってみました。もう葉が散ってしまった木が多いですが、いくつかの木には、まだ紅葉が残っています。雲が厚いので、色が鮮やかでないのが残念。絵を描いていると、頭上を小型飛行機が飛んで行きました。

思い出の古寺49:浅草寺(浅草、東京)2011/11/12 15:09

江戸を代表する観光地、浅草寺です。私たちは、いつも、都営浅草線の浅草駅で降りて行きます。出口を出ると、意外と細い道に出ます。歩いて行くと、にぎやかな雷門通りに出ます。少し西に歩くと、大きな提灯が下がっている雷門です。門をくぐって、人ごみの仲見世通りをまっすぐ行くと浅草寺です。ここは、坂東三十三観音巡礼霊場の13番でもあります。

この寺の起源は古く、飛鳥時代に、漁師の兄弟が隅田川で投網で取った観音像を祀ったのが始まりと言われます。この本尊の、いわゆる一寸五分の小観音は、秘仏とされています。江戸時代には、徳川家の祈願所となり、発展しました。しかも、江戸庶民の信仰の場として愛され、境内では芸能もおこなわれて、一種のテーマパークのようになっていました。

参道の仲見世通りには、面白いお店がたくさんあります。人形焼き、舟和のいもようかん、せんべい、和の小物などのお店があり、いつも混んでいます。私たちは、仲見世通りからちょっとはずれたところにある、梅園でぜんざいを食べました。

仲見世通りを歩ききって、宝蔵門を越えると、大きな本堂です。この大きな本堂の中に、小さな観音が祀られているのでしょうか。本堂の西には、五重塔が見えます。本堂の東を奥に行くと、浅草神社があります。浅草寺の西には、伝法院があります。ここには、美しい庭園があります。伝法院前の道を行ったところにある浅草公会堂では、歌舞伎をやっていて、いつか見に行きたいと思っているのですが、まだ行けていません。

岡本太郎展と源氏物語朗読会とピアノ・リサイタル2011/11/13 20:09

今日は予報に反して、よい天気でした。札幌パルコでやっている岡本太郎展に、行ってきました。太郎の絵画”雷人”や、立体作品の椅子シリーズなどの展示がありましたが、展示作品数は多くはありませんでした。そのわりに、大阪万国博関連のグッズなどが展示されていて、展覧会のコンセプトが、いま一つわかりにくいですね。

その後、札幌中央図書館で開催される、源氏物語の朗読会というのに行きました。古代の発音を復活させて朗読するという会で、ちょっと京都弁を思わせる古代発音が、面白かったです。”夕顔”と”須磨”の一部が朗読されました。入場料が無料で、立ち見のでる盛況でした。

そして、ぶらぶら散歩しながら、中島公園まで来てしまいました。ちょうど、無料のピアノ・リサイタルをやっていたので、聴いてきました。バッハ”フランス組曲”、なかなか良かったです。それにしても、1日で3カ所まわるのは、ちょっとよくばりすぎでしたね。