”イザベラ・バードの旅の世界”展2014/03/01 17:12

北大総合博物館でやっている、”イザベラ・バードの旅の世界”展に行ってきました。イザベラ・バードは、20世紀初頭のイギリスの女性探検家で、世界各地の秘境を旅行して、膨大な旅行記を残しました。

明治時代の日本も訪れて、”日本奥地紀行”を著し、日本語にも翻訳されています。探検地には、北海道も含まれます。

この展覧会は、バードの研究家である金坂清則氏が、彼女の探検地を回って撮った写真を、本の抜粋とともに展示するものです。さまざまの困難を乗り越えて、世界各地を旅行する彼女のエネルギーには、驚かされます。

草間・舟越・野見山・三人展2014/03/02 19:23

まだ寒い札幌ですが、日差しは春らしくなってきました。今日は、札幌駅のJRタワー、プラニスホールでやっている、”草間弥生・舟越桂・野見山暁治・三人展”を、見に行ってきました。日本の現代美術の重鎮の三人の展覧会です。

草間氏は、”パンプキン”、”信濃路”、舟越氏は、”点の中の距離”、野見山氏は、”脱ぐ女”などの作品があります。草間作品は、トレードマークの水玉模様の小品です。舟越氏は彫刻家ですが、絵にも独特の味があります。そして、野見山氏の作品では、炭坑街の家を描いた鉛筆画が、印象に残りました。

肉筆は野見山氏だけで、他の二人はリトグラフなどが多かったのが、ちょっと残念でした。

思い出の古寺102:前山寺(上田、長野)2014/03/08 15:15

松本から、上田へ向かう国道を東に進み、丸子を越えてから左折して、トンネルをくぐると、信州の鎌倉、塩田平です。細い道に入っていくと、盆地を見渡す山すそにある、 前山寺に着きます。直接行くのだったら、上田市のほうから行ったほうが近いようです。

寺伝によると、この寺の前身は、平安時代に弘法大師が開山したといいます。鎌倉時代には、讃岐善通寺の長秀上人が、この地に来て、現在の 前山寺を建立しました。

ケヤキの並ぶ参道を通り、石段をのぼって、門をくぐると、三重塔が目に入ります。室町時代の、杮葺きの三重塔です。正面の本堂はみごとな茅葺きで、大日如来を本尊とします。

境内の一角にある庫裏では、この寺の名物、「くるみおはぎ」を食べる事ができます。くるみのたれで食べるおもちは、なかなかの味です。お庭を見ながら、いただきました。

寺の門前には、 村山槐多、松本竣介などの作品を所蔵する 信濃デッサン館( 思い出の美術館41 )がありました。残念ながら、この美術館は、近年、閉館してしまいました。

雪の北大古河講堂2014/03/15 19:14

今日は、一日中、雪が降ったりやんだりの天気でした。絵を描いていると、雪が降ってきて、紙の上にちょこんと止まりました。3月の後半に入っても、なかなか雪山が減りません。

雪の屯田防風林2014/03/16 19:12

札幌でも、少し気温が上がってきました。ひさしぶりに、家の近くの屯田防風林に行ってみました。冬でもウォーキングを続けている人がいるらしく、雪の上に道がついていました。