PMF・GALAコンサート2018/07/29 21:49

今日は、PMFの札幌での最後を飾るGALAコンサートです。出演はもちろんPMFオーケストラ、指揮はゲルギエフです。

第1部は、マルタンさんのオルガン演奏でスタートしました。曲は、ハイドン:”弦楽四重奏曲第6番「蛙」”、ドビュッシー:”神聖な舞曲と世俗的な舞曲”など。

第2部は、ヴェルディ:”「シチリア島の夕べの祈り」序曲”、バーンスタイン:”ハリル”、そしてマーラー:”交響曲第7番”。

”ハリル”のソリスト(フルート)は、デニス・プリアコフ。この曲は、戦死したフルート奏者に対する追悼曲だそうで、出だしはちょっと武満を思わせます。

マーラーの7番は、あまり演奏されない曲ですが、5楽章もある長大な曲です。4楽章でギターとマンドリンが有効に使われているのが印象的です。

ゲルギエフは、短めのタクトを震わせて、キレの良い指揮です。オーケストラは、昨日より緊張感のある演奏でした。ただ、最後がピクニック・コンサートの時は、終わってから大騒ぎがあるのですが、最後がGALAコンサートだと、それが無いので、いまいち”終わった”感に欠けるのが残念。