2018-07: 夫婦でスケッチ・ブログ

ふきのとうホール・ランチタイムコンサート ― 2018/07/12 15:17

ふきのとうホールのランチタイムコンサートに行ってきました。出演は、ピアノのジュリア・スーさん。ちょっと求道者を思わせる、独特の雰囲気のあるピアニストです。

曲は、武満：”雨の樹、素描”、メシアン：”８つの前奏曲”、バッハ/ブゾーニ：”「われ汝に呼ばわる、主イエスキリストよ」”、ベートーヴェン：”ピアノソナタ第32番”など。私が好きな、バッハ、武満、メシアンがあるのがうれしいですね。

演奏も、どこか深みのある、思索的な演奏でした。ただし、曲名の紹介も解説も一切ありませんでした（言葉の問題？）。

昨日は、PMFウィーンのコンサートに行ってきました。ライナー・キュッヒル氏を初めとする、ウィーンフィル・メンバーによる室内楽です。

曲は、モーツァルト：”弦楽四重奏曲第19番「不協和音」”、ランナー：”弦楽五重奏曲「モーツァルティステン」”、ヨーゼフ・シュトラウス：”天体の音楽”、そしてブラームス：”弦楽四重奏曲第３番”。最初の２曲は、大通公園コンサートでも聴きました。

やはり、野外とは違って、コンサートホールでの音質は格別です。演奏者も、本領発揮というところでしょう。特に、今回やったような曲は、ウィーンの音で聴きたいですね。

今日は、昼までざーざー降りでしたが、夕方から晴れてきました。PMFオーケストラのAプログラムの演奏会に行ってきました。指揮はジョン・アクセルロッド、メゾソプラノはリナート・シャハムです。

曲は、マーラー：”リュッケルトの詩による歌”、バーンスタイン：”交響曲第１番「エレミア」”、チャイコフスキー：”交響曲第４番”など。チャイコフスキーは没後125年ということで。マーラーとバーンスタインは、ユダヤ系つながりということでしょうか。

アクセルロッドは力強い指揮で、特にチャイコフスキーのフィナーレは盛り上がりました。ウィーンフィル、ベルリンフィルのメンバーも演奏に参加していて、演奏後はPMF生と握手して、その活躍をねぎらっていました。

今日は、大通駅の地下でやっている、PMFの室内楽のコンサートに行ってきました。出演は、PMFオーケストラのメンバーです。

曲は、ロッシーニ：”弦楽のためのソナタ、第５番”と、バーバー：”夏の音楽、作品31”。ロッシーニは、ヴァイオリン２、チェロ、コントラバスという、変則的な弦楽四重奏。バーバーは木管五重奏です。

雑音の多い環境でしたが、なかなかいい音を出していました。特にヴァイオリンが評価できます。

札幌駅近くの赤れんがテラスで、PMFの室内楽のコンサートがありました。出演は、PMFの弦のメンバー。

曲は、ラハナー：”ヴァイオリン四重奏曲”、シュポア：”ヴァイオリン二重奏曲”、そしてハイドン：”弦楽四重奏曲”。

短期間で良く仕上げたなと、感心する演奏でした。特に、ハイドンの第１ヴァイオリンのユーンさんの演奏が光っていました。