”アールヌーボーのガラス”展 ― 2015/05/02 15:08
北海道近代美術館でやっている、”アールヌーボーのガラス”展に行ってきました。デュッセルドルフ美術館の、ゲルダ・ケプフ・コレクションからの展示です。アールヌーボー好きの私たちには、見逃せません。
パリ派のウジェーヌ・ルソー、ナンシー派のガレ、ドーム兄弟などの作品が展示されています。こうして比べてみると、やはりガレのすごさがわかります。パリ派は、底の浅いジャポニズムですし、ドーム兄弟は、こぎれいにまとまりすぎています。
ただし、ガレの問題作、”黒いガラス”シリーズが無いのが残念。女性であるゲルダ・ケプフ氏の好みなのか、ガレ作品のなかでも、華やかなものが中心です。
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