PMFオープニング・コンサート2015/07/12 18:07

今日も暑かったですが、札幌芸術の森に、PMFのオープニング・コンサートを聴きに行ってきました。出演は、昨日と同じ、PMFウィーン、PMFベルリン、そしてPMFオーケストラ(久保田昌一指揮)です。

PMFウィーンは、ドヴォルザーク:”弦楽五重奏曲第2番”、PMFベルリンはきのうと同じ、ラヴェルとタンゴ、PMFオーケストラは、バーンズタイン:”キャンディード序曲”、メンデルスゾーン:”「真夏の夜の夢」、序曲、結婚行進曲”などです。

PMFオーケストラは、まだ始まったばかりなので、少々ぎこちないところもありますが、これからの、短期間での成長を期待させるものがあります。ところで、日差しが強かったので、ちょっと日焼けしそうです。

PMFオープン・リハーサル2015/07/15 19:19

今日は、準メルクル氏による、PMFオーケストラの公開リハーサルに行ってきました。曲目は、ドヴォルザークの”交響曲第7番”。演奏が組み立てられて行く過程が、目撃できます。抽象的な表現をする指揮者もいますが、メルクル氏は、具体的で明快な指示です。R.キュッヒル氏は、休憩時間中に、個々のメンバーに暖かい指導をしていました。

若さあふれる演奏を聴いたあと、家に帰ると、安保法案の強行採決のニュースを見てどんより。

絵は、この前描いた、道庁の池の睡蓮の花。

北海道近代美術館ミュージアムコンサート”夢見るフランス音楽”2015/07/17 20:44

今日は、札幌カルチャーナイトの一環として、近代美術館でやっている無料のコンサートに行ってきました。出演は、ソプラノの平野則子氏と、ピアノの影山裕子氏です。

”夢見るフランス音楽”と題して、フランス近代作曲家たちの作品を演奏しました。ドビュッシー:”星の夜”、フォーレ:”月の光”、ラヴェル:”五つのギリシャ民謡”などの歌曲が中心です。私の好みは、ピアノソロのラヴェル:”道化師の朝の歌”です。

札幌カルチャーナイトは、面白い企画なのですが、1晩に集中していて、見たいものが重なってしまうので、もうちょっと分散されると良いですね。

”花ひらく近代洋画の世界”展2015/07/18 17:38

市立小樽美術館でやっている、”花ひらく近代洋画の世界”展に行ってきました。藤島武二、有島生馬、小磯良平など、大正から昭和初期の洋画家たちの展覧会です。これは、糖業協会という団体のコレクションです。

主な展示作品は、藤島武二”海”、有島生馬”春雪”、石井柏亭”合流”、清水登之”廬山”、梅原龍三郎”紫禁城の黄昏”、中川一政”風景(伊豆の漁港)”、小磯良平”朝”、東郷青児”羊飼い”、安井曾太郎”女と犬”、などです。

そして、私のお気に入りは、熊谷守一”玩具”。彼らしい、かわいらしい絵です。

糖業協会がどういう団体なのか知りませんが、驚く程、質の高いコレクションです。最近、こういう企業団体コレクションが公開される機会が増えていて、良い傾向です。

PMFオープンドア・コンサート2015/07/19 17:17

今年から始まった、オープンドア・コンサートという無料コンサートに行ってきました。出入り自由のカジュアルなコンサートです。

演奏は、PMFオーケストラのメンバーです。1日目のプログラムは、ベートーヴェン:”弦楽四重奏曲第3番”、プロコフィエフ:”五重奏曲ト短調”などです。2日目は、シェーンベルク:”浄められた夜”、バツェヴィチ:”4台のヴァイオリンのための四重奏曲”、ブラームス:”ホルン三重奏曲”などです。

全体的にレベルは高いです。なかでも、シェーンベルクは、絶品。ただで聴くのが申し訳ないくらいです。オーケストラの練習の合間に、室内楽の練習もしなければならないのは、大変ですね。