思い出の美術館6:ギュスターブ・モロー美術館 ― 2006/10/22 23:36
思い出の美術館6:ギュスターブ・モロー美術館(パリ)
メトロのトリニテの駅からしばらく歩いて行くと、普通の家とまちがえて通り過ぎてしまいそうな小さな美術館があります。これが、私の大好きな画家、ギュスターブ・モローの美術館です。ギュスターブ・モローは19世紀末の象徴主義の画家で、世紀末の画家や作家に多くの影響を与えました。
この美術館は、もとモローのアトリエだった家です。中には、モローの居室がそのまま保存されています。1、2階には、小品やデッサンが展示されています。らせん階段を上がって3階に出ると、有名な「出現」が現れます。踊るサロメの前に、ヨハネの首が出現する劇的な絵です。思っていたよりも大きな絵でした。
この前、Bunkamuraでモロー展があって、ひさしぶりにモロー美術館の絵に再会しました。
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