札幌ドームのビリー・ジョエル2006/12/03 23:09

いただいたチケットで、札幌ドームのビリー・ジョエルのコンサートに行って来ました。Y先生ありがとうございました。

大混雑の地下鉄を降りて、人の波にもまれながら札幌ドームに入りました。始めての札幌ドームです。会場はほぼ満員でした。何万人いるのでしょうか。まわりを見渡すと、私と同年代の人が多いですが、母と娘と言う感じで若い人も意外と来ていました。

目にもとまらぬピアノの早弾きで、コンサートは始まりました。ビリー・ジョエルは、髪の毛はうすくなり、ウエストは太くなったとはいえ、ピアノのテクニックは衰えていません。

”素顔のままで”、”オネスティ”など、なつかしい曲が演奏されます。彼は、のびのびと楽しそうに歌っていました。予想以上の熱演でした。日本語で”イチ、ニ、サン”と言ったり、おしりでピアノをひいたり、ファイターズの帽子をかぶったりして、お茶目なところも見せていました。

アンコールは、ハーモニカとピアノで”ピアノマン”を演奏しました。これがほんとうに感動的でした。最後に、”アリガトウ、サッポロ”で感動のコンサートは幕を閉じました。

思い出の美術館11:笠間日動美術館2006/12/09 16:56

思い出の美術館11:笠間日動美術館(笠間、茨城)

筑波山の北にある笠間市は、陶芸の里として、また、笠間稲荷で有名です。笠間稲荷の東側の道に入って行くと、笠間日動美術館があります。ここは、日動画廊のオーナーである長谷川仁が設立した個人美術館です。個人美術館とは言っても、3棟の展示館よりなる立派な美術館です。

ここには、日本の近代洋画を中心とした優れたコレクションがあります。岸田劉生の麗子のデッサンや、藤田嗣治のデッサン、佐伯祐三の自画像が印象に残りました。変わったところでは、有名画家のパレットのコレクションがあります。展示館の間の庭園には、彫刻作品が展示されています。

帰りには、窯場を回って、陶芸作品を見て回るのも楽しみです。そのあと、笠間駅前の”グリュイエール”でお茶をしました。

モーツァルトのレクイエム2006/12/16 18:26

先日、バッハ・コレギウム・ジャパンによる、モーツァルトのレクイエムのコンサートを聞きに行きました。ソプラノは森麻季でした。古楽器によるレクイエムの演奏は、しっとりとした心にしみるものでした。モーツァルトが、自分の死の影におびえながらこの曲を作曲したことはよく知られています。

ところで、レクイエムといえば、昨日は日本の教育の自由にレクイエムを捧げなければならない事態になってしまいました。教育基本法が改定されてしまいました。以前の基本法に比べて、実に格調の低い、程度の低いものになってしまいました。残念です。

思い出の美術館12:ひろしま美術館2006/12/17 22:55

思い出の美術館12:ひろしま美術館(広島)

広島県庁のななめ向かいに、緑に囲まれたひろしま美術館があります。白い円筒形の展示棟が特徴です。

比較的歴史の浅い美術館ですが、収蔵品の質の高さに驚かされます。ゴッホの”ドービニーの庭”、マネの”灰色の羽根帽子の婦人”、フジタの”受胎告知”を始めとする、印象派からエコール・ド・パリの優品がそろっています。

日本人の画家では、浅井忠や佐伯祐三などの作品が所蔵されています。

札幌の美術館を全部合わせても、この美術館1館にかなわないという感じで、札幌の人間としては、ちょっと嫉妬してしまいます。

クリスマス・コンサート2006/12/24 13:30

札響のクリスマス・コンサートに行ってきました。指揮は西本智美、ゲストはソプラノの針生美智子です。おなじみのクリスマス曲の他に、チャイコフスキーのバレエ曲が演奏されました。とはいっても、くるみわり人形ではなくて、白鳥の湖でした。西本さんは得意のロシアもので、きびきびした指揮でした。