思い出の美術館114:箱根ラリック美術館2009/07/25 19:31

思い出の美術館114:箱根ラリック美術館(箱根、神奈川)

ポーラ美術館前から施設循環バスに乗って、北に進み、仙石原の中心街に入ると、まもなく、仙石案内所のそばに箱根ラリック美術館があります。

ルネ・ラリックは、アール・ヌーボーからアール・デコ期に活躍したフランスのガラス・宝飾デザイナーです。この美術館には、彼のガラス工芸品、宝飾品、陶器、家具などが収蔵・展示されています。

入り口に入ると、ショップのある建物の奥に、美術館の建物があります。入ってすぐのところには、大きなガラスの壁面装飾があります。1階には、おもに宝飾品があります。彼の独特な、とんぼや蝶やつばめをモチーフにした作品、あざみや蘭をモチーフにした作品があります。ガラスの噴水もあります。2階には、家具やガラス器、陶器類があります。また、彼のインテリア・デザインを再現した小部屋もありました。

敷地内にある庭園も、なかなかいい感じです。別棟には、ラリックにより内装がほどこされたオリエント急行の車両を使ったカフェもありましたが、値段が高かったので入りませんでした。