PMFオーケストラ演奏会(マーラー)2009/07/12 15:26

昨晩、PMFオーケストラのコンサートを聴きに、キタラコンサートホールに行ってきました。クリストフ・エッシェンバッハ指揮で、マーラーの第二交響曲”復活”をやりました。オーケストラ、コーラス合わせて200人以上が並んだ舞台上は、圧巻です。これだけの人数がそろえられるのも、PMFならではですね。

エッシェンバッハは、ヨーロッパ式というのでしょうか、独特の楽器配置で、第一、第二ヴァイオリンが左右にわかれています。息づかいの聞こえる、情熱的な指揮でした。

コーラスも力強く、感動的でした。特に、ソプラノのブレイズは、大編成のオーケストラにひけをとらない、よくのびる声でした。

裏千家月釜2009/07/12 22:33

札幌の裏千家茶道会館で、お茶会がありました。Yokoがお手前をすることになりましたので、行ってみました。こういう正式のお茶会に出席するのは初めてなので、事前に本を読んで勉強して行きました。そして、茶道に詳しいお友達に助けてもらいましたので、何とかなったようです。

お茶会の参加者が多いのには、びっくりしてしまいました。男性参加者も、思ったより多いのです。今、茶道がはやってきているのでしょうか。そういえば、最近、男性向けの雑誌に、千利休の特集号が出ていましたね。

PMFベルリン演奏会2009/07/16 23:28

PMFの指導者として来ている、ベルリン・フィルのメンバーによる、室内楽の演奏会に行ってきました。プログラムは、R.シュトラウス”もう一人のティル・オイレンシュピーゲル”、プロコフィエフ”五重奏曲 ト短調”、ライヒャ”木管五重奏曲 変ホ長調”などです。ライヒャという人は、調べてみたら、19世紀初めの作曲家で、ベートヴェンの友人だそうです。

エッジの立った、シャープな演奏で、観客を魅了しました。アンコールにタンゴをやったのも、ベルリンらしいですね。

そして、会場では、素敵な浴衣美人にお会いして、うっとり。

PMFオーケストラ演奏会(皇帝)2009/07/18 23:04

先週に続いて、PMFオーケストラの演奏会に、行ってきました。今回は、指揮はシェン・ジャンで、ピアノのアンドレ・ワッツが参加します。プログラムは、ベートーヴェン”ピアノ協奏曲5番 皇帝”、ラヴェル”ラ・ヴァルス”、ストラヴィンスキー”火の鳥”です。

アンドレ・ワッツは、10年くらい前に見たときとくらべて、さすがに年が感じられますが、貫禄ある演奏でした。シェン・ジャン氏は、小柄な女性ですが、中国拳法のような男らしい指揮です。ダイナミックな現代曲が、お得意なのでしょうか。

クリムト展2009/07/19 20:48

今日は、一日、大雨が降っていましたが、札幌芸術の森まで行ってきました。午前中は、アート・ホールで、PMFベルリンによるトーク・コンサートを聴きました。バッハ”無伴奏チェロ組曲”、パガニーニ”24の奇想曲”などが、印象に残りました。

そして、午後は、芸術の森美術館で、”クリムト、シーレ、ウィーン世紀末展”を見ました。ウィーンのウィーン・ミュージアムの収蔵品による、展覧会です。目玉は、クリムトの”パラス・アテナ”です。この絵は、私たちがウィーンに行ったとき、この美術館が工事中で見られなかったので、やっと見られたという感じです。

クリムトの裸婦デッサンも来ていました。以前、クリムトの映画の中で、いつでも気が向いたときデッサンできるように、ヌードモデルがアトリエをぶらついているというシーンがあったのを、思い出しました。

シーレも、”自画像”、”ひまわり”など、充実していました。また、デザイナーとして知っていたコロ・モーザーが、なかなかいい絵を描くのも、ちょっとした発見です。