北京・故宮博物院展2011/08/13 20:54

北海道近代美術館でやっている、故宮博物院展に行ってきました。今日は暑い日なのに、とても混んでいました。しかも、中国美術に興味がありそうには見えない人が多かったのは、ちょっと不思議。

展示品は、ほとんど清朝のもので、唐宋期のものはなかったのは、残念。清朝の乾隆、光緒期の豪華な品々が並びます。満州族である清朝は、漢族文化にコンプレックスを持っていたので、皇帝は勉強家でした。皇帝自身による見事な写経がありました。

皇后の服は、美しい黄色です。黄色は、五行思想では”土”に相当し、中央を表すので、皇帝の象徴となりました。美しい青色の衣装も、印象に残りましたが、この青は何かを表しているのでしょうか。