”オールドノリタケ”展2012/08/19 19:55

今日は、風が強かったですね。江別のセラミックアートセンターでやっている、”オールドノリタケ”展に行ってきました。セラミックアートセンターは、れんがの町、江別にちなんで建てられた、陶芸関係の展示館です。

”オールドノリタケ”とは、19世紀末から20世紀初頭に、ノリタケ社でアメリカ向けに作られた輸出陶器です。ロココ風から、エジプト風、ウエッジウッド風、アールヌーボー、アールデコまで、デザインがあっちこっちに揺らいでいます。当時の日本のデザイナーの迷いが、想像されます。

思い出の古寺70:大神神社(桜井、奈良県)2012/08/25 20:22

奈良盆地の南部に、三輪山があります。そのふもとにあるのが、太古の神社、大神(おおみわ)神社です。直接行くのなら、JR桜井線のみわ駅から行くのが近いでしょう。私たちは、同じ線の桜井駅で降りて、山辺の道を通って行きました。桜井駅から北東に進むと、大和川を渡ったところで、海柘榴市(つばいち)跡です。このあたりから、古代の大道、山辺の道です。北に向かって進んで行くと、金谷の石仏、平等寺を経て、 大神神社前に出ます。

境内に入ると、りっぱな拝殿があります。しかし、本殿はありません。三輪山自体が、ご神体となっているからです。拝殿奥には、三つの鳥居を一つにした、ユニークな三ツ鳥居があります。

祭神は、大物主命、大己貴命、少彦名命とされています。三輪山と言うと、三輪山伝説が思い出され」ます。玉衣姫のもとに、毎夜かよう男があって、その正体を明らかにするため、衣に糸の付いた針を刺したところ、糸は三輪山まで続いていたという話です。男の正体は、三輪山の 大物主命ということです。

夏の終わりのモエレ沼公園2012/08/26 19:29

今日は、雨の予報でしたが、お天気は、なんとかもちこたえました。ひさしぶりに、札幌のモエレ沼公園に行ってきました。彫刻家のイサム・ノグチがデザインした公園です。

最近は、ここの”海の噴水”という噴水のパフォーマンスが話題になっています。生き物のような、うねるような水の動きは、ちょっとした見物です。でも、じっと見ているとちょっと船酔いしそうです。

モエレ山という人工の山(絵)は、以前に来たときには、まだ出来ていませんでした。がんばって頂上まで登ってみました。頂上は、風が強かったですが、意外に多くの人が眺めを楽しんでいました。

今日は、赤トンボがたくさん飛んでいましたね。絵を描いているスケッチブックの角にもしばらく止まって、羽を休めていました。