PMFガラ・コンサート2015/08/01 22:14

PMFも、終盤に近づいて、いよいよゲルギエフの登場です。ガラ・コンサートというお祭りなので、みんな、胸に赤いバラを付けています。

プログラムは、プランク:”六重奏曲”、オペラのアリアメドレー、モーツァルト:”ディヴェルトメント第17番などが続いて、第2部はCプログラムです。Cプログラムは、ロッシーニ:”ウィリアムテル序曲”、ラフマニノフ:”ピアノ協奏曲第2番”、そしてショスタコーヴィチ:”交響曲第10番”。

ひさしぶりに見るゲルギエフは、やはりオーラがあります。ピアノのソリストに、チャイコフスキー・コンクールの優勝者、ドミトリー・マスレエフを連れてこられるのも、彼ならでは。マスレエフ氏は、一見、少年のような感じですが、やはり手は大きい。ていねいなタッチで、破綻の無い、端正な演奏スタイルです。

ショスタコーヴィチ10番は、初めて聴く曲で、解説によると”謎”の多い曲とのことですが、なかなか感動的で気に入りました。