歌川国貞展 ― 2016/11/26 15:19
北海道近代美術館でやっている、”歌川国貞展”に行ってきました。江戸末期の浮世絵師、歌川国貞の展覧会です。この美術館は、国貞作品の良いコレクションを持っています。
初期の作品では、上品な色使いで、清楚な美人画ですが、幕末のころの末期になると、デフォルメされてどぎつくなってきます。
今回の展示で注目したのは、種彦の”偽紫田舎源氏”の挿絵です。この作品は、源氏物語のパロディーで、一度読んでみたいと思っていたものです。画面が意外に小さくて、字が米粒のようです。江戸時代の人は、メガネが無いのに、これが読めたのでしょうか?
国貞と広重のコラボレーション作品、”東都堀切花菖蒲”なども、面白いですね。
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