2017-03: 夫婦でスケッチ・ブログ

ホームページ更新しました（神戸・瀬戸内の旅） ― 2017/03/01 16:00

私たちのホームページ”夫婦でスケッチ”を更新しました。神戸の異人館、倉敷大原美術館、直島の草間彌生作品”赤かぼちゃ”などの絵があります。

オーストリア映画、映画”エゴン・シーレ--死と乙女”を見てきました。20世紀初頭のオーストリア人画家、エゴン・シーレの伝記映画です。

シーレの、才能の開花、クリムトとの交流、”新芸術集団”の結成、少女誘拐容疑での逮捕、スペイン風邪による死などが描かれています。中心となるのは、妹ゲルティの献身、そしてモデルたちとの恋愛のエピソードです。ウィーン世紀末とそれに続く時代の雰囲気が、良くわかります。

短いけれど印象に残ったシーンは、シーレが浮世絵春画をみているシーン。彼が、春画の影響を受けたというのは、いかにもありそうな話ですね。そして、クリムト役の俳優が、クリムト自身に良く似ているのも、ちょっと笑えます。

北海道近代美術館でやっている、”片岡球子”展に行ってきました。片岡球子展は、ここでは何度もやっていますが、今回はスケッチに重点を置いた展示です。7000枚におよぶスケッチのなかから、本画の元になる重要な作品を選んで展示しています。

本画としては、初期の”枇杷”から、代表作の”舞楽、二の舞”、”葛飾北斎”、”富士”などまで展示されています。

印象に残ったのは、富士山のスケッチ。富士山の絵は、陳腐な絵になりがちですが、彼女のスケッチは小さな絵でも、生気に満ちています。子供用のクレヨンと、マジックインキでぐいぐいと描いていきます。

そして、新発見の渡欧スケッチも、注目されます。彼女が、ピカソやミロの絵に興味を持って、模写しているのも、面白いですね。

この前、小樽近くの朝里川温泉に、行ってきました。猫が来てからすっかり出不精になったので、温泉に行くのも、１年ぶりくらいです。雪景色の温泉も、なかなか良いですね。ひさしぶりに、まったりしました。

絵は、朝里川を近景にして見た、建設中の道路橋。

まだ雪は降っていますが、啓蟄を過ぎて、日差しが暖かくなりました。この前、円山公園の木道を散歩しているとき、カメラを持った人たちが集まっているので、何かと思ったら、リスが歩いていました。いよいよ、冬眠から目覚めたのですね。