ライナー・キュッヒル、ヴァイオリンレッスン2017/07/25 14:27

昨日は、PMFの一環として行われた、ウィーン・フィルのライナー・キュッヒル氏による、ヴァイオリン公開レッスンを聴いてきました。生徒は、札幌の音楽系大学の学生です。

一人目の人の曲は、モーツァルト:”ヴァイオリン協奏曲第5番”。緊張のせいか、出だしはちょっとオドオドした演奏。キュッヒル氏は、観客のほうを向いて、堂々と演奏するように、励ましました。さらに、弓の使い方などの細かい指導が続きました。

二人目の人の曲は、バッハ:”無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番「シャコンヌ」”。こちらの人は、自身に満ちた演奏です。キュッヒル氏は、アタックが強すぎる、最近のシャコンヌ演奏の傾向を批判。そして、指使いなどを、繰り返し指導しました。熱心な指導で、終了時間を忘れるほど。

氏の教育に対する情熱には、頭が下がります。