反田恭平ピアノ・リサイタル ― 2017/08/04 10:16
昨日は、”チケットが取りにくい”と言われる、人気のピアニスト、反田恭平のコンサートに行ってきました。
プログラムは、武満徹:”遮られない休息”、シューベルト:”4つの即興曲”、ラヴェル:”亡き王女のためのパヴァーヌ”、そしてリスト:”ピアノ・ソナタ、ロ短調”。武満のこの選曲は珍しいですね。
彼は、モスクワ音楽院で学んだということですので、ロシア・ピアニズムに属するのでしょうか、ちょっとケレン味のある、華やかな演奏です。速いパッセージでも、音の粒立ちが良くて、キラキラしています。
”リスト”のような大曲よりも、アンコールのドビュッシー:”月の光”のような静かな曲がむしろ印象的でした。客席は3階まで、文字通りの満席でした。
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