2018-05: 夫婦でスケッチ・ブログ

市民ロビーコンサート ― 2018/05/25 15:16

札幌市役所でやっているミニコンサートに行ってきました。出演はソプラノの芳野直美さんです。曲は、滝廉太郎：”花”、山田耕筰：”からたちの花”、バッハ：”「わが信じる心よ」”、アルディーティ：”くちづけ”。

バッハがあるのはうれしいですね。ソプラノの美声に心がなごみます。プロフィールを見ると、この人は”マタイ受難曲”も歌うようです。それに、音楽専攻ではなくて国文科卒なんですね。

宮の森の彫刻美術館でチェンバロのコンサートがありました。演奏は、キタラのオルガニストのマルタン・グレゴリウス氏です。開催中の”加藤宏子展”に関連したコンサートです。

曲は、ガブリエリ：”オリーヴァ大聖堂のタブラチュア譜より”、フローベルガー：”ローマ王フェルディナンド４世の悲しき死に捧げる哀歌”、バッハ：”協奏曲ニ短調”など。

マルタンさんは古楽を勉強しただけあって、珍しい曲を発掘してきますね。最後には、”フランス組曲”という即興演奏を披露しました。バッハのフランス組曲に、インスピレーションを得た演奏のような感じがします。

札幌彫刻美術館でやっている”加藤宏子展”を見てきました。加藤氏は札幌在住の美術家で、第２回本郷新彫刻賞を受賞したそうです。

彫刻とは言っても、和紙の原料であるコウゾを使った作品で、純白で軽やかな印象のオブジェです。作品は”improvisation"と題されています。ちょっとイサムノグチを思わせるような、照明作品もあります。そういえば、大通の地下歩行空間に、大きな花のような彼女の作品がありました。

私たちのホームページ”夫婦でスケッチ”を更新しました。江戸東京たてもの園、墨田北斎美術館、ホキ美術館などへの訪問記があります。