コトニクラシック2018/06/22 14:51

昨日は、地下鉄琴似駅でやっている”コトニクラシック”コンサートに行ってきました。出演は、いつもの大平まゆみさん(ヴァイオリン)と今井徳子さん(ピアノ)。

曲は、夏至にちなんで夏らしい曲。ヴィヴァルディ:”「四季」より「夏」”、サラサーテ:”ツィゴイネルワイゼン”、そして”茶摘み”、”夏は来ぬ”など日本の歌。

駅の騒音をものともせずに、夢の音楽空間を作り上げてしまうのは、さすがに一流の演奏者の仕事ですね。2人だけで、ヴィヴァルディの弦楽合奏を演奏しきってしまうのもすごい。

市民ロビーコンサート2018/06/23 17:33

昨日は、札幌市役所でやっているピアノのコンサートに、行ってきました。演奏は札幌出身の三上絵里香さん。

曲は、ショパン:”即興曲第1番”、”幻想即興曲”、そしてコルンゴルト:”シュトラウスの歴史”。コルンゴルトは、最近話題の、20世紀初頭のウイーンの作曲家で、現在の映画音楽につながる流れと言われます。

三上さんは、ミュンヘン音楽大学出身というだけあって、若いのに安定感のある演奏でした。特に、コルンゴルトの曲は初めて聴く曲で、興味深く聴きました。

”フランク・シャーマン・コレクション”展2018/06/24 13:54

北海道近代美術館でやっている、”フランク・シャーマン・コレクション”展を見てきました。GHQ職員のフランク・シャーマンは日本文化を愛好し、藤田嗣治、猪熊弦一郎を始めとする日本人画家と親しくつきあい、彼らを支援しました。

この展覧会では、彼の収集した日本人画家たちのコレクションや書状が展示されています。主な作品は、藤田:”フランク・シャーマン像”、”クリスマスカード(キリスト生誕)”、猪熊:”ニ匹の黒い猫”、イサム・ノグチ:(墨絵)、棟方志功:”庭前柏樹子”など。

ほとんどが水彩か版画で、油彩はほとんどないのは、当時の状況を考えるとやむを得ないでしょう。そして、同時に展示されていたフジタの丸いメガネにちょっと感動。

映画”マルクス・エンゲルス”2018/06/26 09:36

フランス・ドイツ映画”マルクス・エンゲルス”を、見てきました。若きマルクスとエンゲルスの、パリでの出会いと、”共産党宣言”誕生までの過程を描いた映画です。ちなみに今年はマルクス生誕200年だそうです。

マルクスはドイツの官憲に追われて、貴族出身の妻とともにパリに逃れます。一方、エンゲルスはマンチェスターの工場主の息子ですが、労働者に同情的です。二人はパリのプルードンのもとで出会い、お互いの思想を深め合い、”共産党宣言”の執筆へと至ります。

このころの歴史についてあやふやだったので、この映画は勉強になります。こういう映画が今できるということは、一時忘れ去られていたようなマルクスの思想が、現代また必要になってきたということでしょうか。

PMFキックオフ・コンサート2018/06/30 19:08

赤れんがテラスでやっているPMFキックオフ・コンサートに行ってきました。PMFのOG、OBたちによるコンサートです。

第1部は、フルートの八條さんなど。曲は、バーンスタイン:”I feel pretty"、バッハ:”管弦楽組曲第2番、ポロネーズ”、フォーレ:”シチリアーノ”など。

第2部は、ソプラノ川島さん、バリトン下司さんなど。曲は、バーンスタイン:”トゥナイト”、ガーシュウィン:”アイ・ゴット・リズム”など。

第3部は、ヴァイオリンの能登谷さん、チェロの中島さんなど。曲は、ヘンデル:”水上の音楽”、バッハ:”主よ、人の望みの喜びよ”、ブラームス:”ハンガリア舞曲第6番”など。

いよいよ、来週の土曜日からPMFが始まりますね。楽しみですね。