映画”マイ・バッハ” ― 2020/10/11 16:47
ブラジル映画”マイ・バッハ”を見てきました。ブラジルのバッハ弾きピアニスト、ジョアン・マルティンスの伝記映画です。
彼は、幼時からピアノ演奏に才能を見せて、世界的なバッハ演奏家として、知られるようになります。しかし、事故により右手が不自由になり、さらに晩年には暴行を受けて左手の自由も失ってしまいます。最後のシーンでは、左右あわせて数本の指によるバッハ演奏をみせてくれます。
彼は、自ら不幸を呼び込んでしまう、破滅型の天才のようですね。バーンスタインやヒナステラ(アルゼンチンの作曲家)などが登場するのも興味深い。映画全体にわたって、たくさんのバッハの曲が聴けるのもうれしいですね。
ところで、私は、このマルティンス氏も、彼が作ったバッハ・オーケストラも知りませんでした。バッハ愛好家としては、恥ずかしい限りです。
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