思い出の美術館20:碌山美術館2007/03/03 16:03

思い出の美術館20:碌山美術館(安曇野、長野)

大糸線の穂高駅のちょっと北の踏み切りを渡ると、緑につつまれた碌山美術館があります。どことなく教会を思わせる、煉瓦造りの印象的な建物です。この時は夏だったので、ツタの緑がきれいでした。

ここには、明治の天才彫刻家、萩原碌山の彫刻作品が展示されています。”女”、”文覚”などが有名です。相馬黒光をモデルにしたという”女”は意外に小さいのにびっくり。

碌山、荻原守衛は、この穂高で生まれました。渡米して絵を学んだ後、フランスに留学して、ロダンの教えを受けました。その後、相馬黒光の中村屋サロンに属して、その芸術を深化させました。

この他に展示館が2つあり、高村光太郎など、碌山の周辺の彫刻家や画家の作品を展示していました。

この後、近くで、名物の信州そばを食べました。安曇野一帯の道祖神めぐりも楽しみです。

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