思い出の美術館79:ポンピドゥー・センター2008/08/16 14:36

思い出の美術館79:ポンピドゥー・センター(レ・アル、パリ)

以前にパリに行ったときには、レ・アルにあるホテルに泊まったのですが、そこから東にまっすぐに進んで行くと、サン・マルタン通りを越えたところに、外壁にチューブのはう異様な建物があります。これが、レンゾ・ピアノのデザインのポンピドゥー・センターです。ここには、4階5階に国立近代美術館があり、そのほかに音楽や映画など、芸術全般のための施設があります。

ニキ・ド・サンファルの不思議な噴水のある前庭を見ながら、チューブの中のエスカレーターに入り、登っていきます。上からは、パリの町を見渡すことができます。5階の近代美術館に入ります。ここには、フランスを中心とする20世紀美術の厖大なコレクションがあります。

おもな作品としては、マチス、”赤い室内”、ブラマンク、”赤い木のある風景”、ピカソ、”画家とモデル”、マン・レイ、”モンパルナスのキキ”、フジタ、”自画像”、”カフェ”などがあります。この他に、カンディンスキー、クレー、デュシャンなどの作品もあります。全部見るのは、なかなかたいへんです。

ポンピドゥー・センターは、最近、改修を終えましたので、今は少し変わっているかもしれません。