思い出の美術館99:東京国立博物館2009/02/07 16:19

思い出の美術館99:東京国立博物館(上野)

上野駅の公園口で降りて、西洋美術館の前を過ぎ、右にまがって科学博物館の前を通り過ぎると、広大な東京国立博物館の前に出ます。正面に見える本館のほかに、東洋館、平成館、表慶館、それに最近できた法隆寺宝物館などがあります。

日本風の屋根を持つ帝冠様式の本館には、数十点の国宝を含む、古墳時代から明治時代までの日本美術が収蔵・展示されています。代表的な作品は、”普賢菩薩像”、”扇面法華経冊子”、”地獄草紙”、”平治物語絵巻”、雪舟”破墨山水図”、光琳”風神雷神図屏風”などがあります。常設展だけでも、十分満足することができます。点数が多いので、絵画だけでも疲れてしまいます。ときどき、窓から見える、美術館裏の庭園が目を癒してくれます。

特別展も、なかなか良いものがあります。憶えているところでは、”北斎展”や”ダ・ヴィンチ展”がありました。

本館の右側にある東洋館には、中国、朝鮮等のアジアの美術作品が展示されています。本館の左側にある、青銅のドームの表慶館は、特別展に使われています。左側奥にある、ポストモダンの法隆寺宝物館には、法隆寺の小金銅仏などが展示されています。

本館のギフトショップは充実しています。ここだけでなく、世界中の美術館のミュージアム・グッズがそろっています。