思い出の古寺1:柴又帝釈天2009/12/05 16:33

思い出の古寺1:柴又帝釈天(柴又、東京)

”思い出の美術館”も、そろそろネタが尽きてきましたので、趣向を変えて、今まで行ったお寺や神社、教会について、今度は書いてみたいと思います。

東京の東の端、江戸川のほとりに、葛飾区の柴又があります。京成線の柴又駅を降りて、だんご屋などを見ながら参道を歩いていくと、山門が見えてきます。柴又帝釈天題経寺です。江戸初期の建立になる日蓮宗の古寺です。

ここは、彫刻の寺としても有名です。本堂の壁面一面に、法華経の諸場面を描いた彫刻があります。たとえば、法華経を信仰していれば、水難などのさまざまな災難を避けることができるということが、描いてあります。本堂裏の庭園も見どころの1つです。 また、本堂の脇には、白蛇を祭る泉があります。

2か月に1度くらいに、庚申と呼ばれる縁日があって、参詣の人で混み合います。また、この寺は、柴又七福神のうちの毘沙門天にあたります。門前の名物は、草だんごとせんべいです。これは、映画でおなじみですね。

大雪に、かぼちゃのスフレのチーズケーキ2009/12/06 20:34

今日は、おてしおで、色うるおい講座です。今回は、メイクのレッスンです。皆さん、クールビューティーな感じで素敵です。

そして、Bund Cafeでお茶をしました。今日のケーキは、かぼちゃのスフレのチーズケーキにしてみました。かぼちゃの風味が豊かな、ふわふわのケーキです。お茶を飲みながら、台湾のお菓子の話をしました。台湾の、木の実系のお菓子は、なかなかおいしいですよね。

思い出の古寺2:杉本寺2009/12/12 16:33

思い出の古寺2:杉本寺(鎌倉、神奈川県)

鎌倉の八幡宮前から、車の多い金沢街道を北東にずっと進むと、鎌倉最古の寺、杉本寺があります。ここは、坂東三十三観音巡礼霊場の1番でもあります。

仁王門をくぐると、苔むした古い石段がありますが、ここは使用禁止なので、わきの新しい石段から上ります。茅葺き屋根の、いかにも歴史を感じさせる本堂が見えてきます。まわりには”十一面観音”ののぼりがたっています。本尊は三体の木彫十一面観音像です。古様をのこす観音像は、おそらく平安鎌倉期までさかのぼるでしょう。この像がいつでも見られるのは、うれしいですね。

さほど広くない境内の一角には、小さな五輪塔がたくさん集めてありました。

映画”パリ・オペラ座のすべて”2009/12/13 21:23

今日は、空気が冷たい感じです。フランス映画の”パリ・オペラ座のすべて”を見てきました。バレエのリハーサルを中心とした、オペラ座の舞台裏を描いた、ドキュメンタリーです。バレエの演目としては、”くるみ割り人形”、”ロミオとジュリエット”とコンテンポラリー作品が出てきます。

特に、コンテンポラリー・バレエの演出風景が面白いですね。ブレイク・ダンスを取り入れたものもあれば、昔の日本の暗黒舞踏を思わせるものもあります。その演出に応えるダンサー達の身体能力の高さは、さすがです。衣装作りの様子や、屋上の蜂の巣箱も出てきて興味深いです。私のようなバレエをよく知らない人間でも、長い上映時間を飽きずに見ることができました。

私たちがパリに行ったときには、オペラ座の外観をちらっと見ただけでした。今度行く機会があったら、中に入ってあの大階段を上ってみたいですね。

思い出の古寺3:浄土寺2009/12/19 16:06

思い出の古寺3:浄土寺(尾道、広島県)

瀬戸内の尾道は、迷路のような細い道がめぐる古都で、私の好きな町の1つです。その尾道の東のはずれにあるのが、浄土寺です。線路に沿って走る国道2号線を東に進み、浄土寺下のバス停から線路を渡り、階段を上ると浄土寺があります。

この寺は、聖徳太子が開祖と伝えられています。境内にはみごとな多宝塔があります。本尊は秘仏の十一面観音像です。聖徳太子立像も有名です。

背後の墓地に上ると、海を越えて対岸の向島が見えます。細い道をうねうねと登って行くと、山の上の奥の院に着きます。ここからの瀬戸内海のながめはさらにすばらしい。

去年の、ソフトバンクの白い犬のCMにこの浄土寺が出て来たので、あらためて思い出しました。