映画”ドン・ジョヴァンニ”2010/06/27 20:58

シアター・キノでイタリア映画”ドン・ジョヴァンニ”を見てきました。モーツァルトのオペラ、”ドン・ジョヴァンニ”の台本を書いた、ダ・ポンテの物語です。ダ・ポンテは、ヴェネチアで詩人として活動していましたが、この地を追われてウィーンに逃げてきます。そこでモーツァルトに出会って、意気投合し、新しいオペラを作ることに情熱をかたむけます。

ちょっと前に、テレビで”アマデウス”を見たので、よい予習になりました。この映画でのモーツァルトの役造りは、”アマデウス”そのままです。ちょっと下品で冗談好きなモーツァルト像は、定着してきましたね。

劇中劇として演じられる”ドン・ジョヴァンニ”も、なかなか見応えがあります。また、”ドン・ジョヴァンニ”の背景に、ダンテの”神曲”があるとは、知りませんでした。

ところで、私たちがのんきに映画を見ているあいだに、健闘していた皆さん、お疲れさまでした。幸運を祈ります。