思い出の古寺19:南禅寺(東山、京都)2010/12/25 14:22

京都の地下鉄の東西線の蹴上駅で降りて、細い道を北に進んで行きます。金地院を過ぎて、広い道に出たところで右に折れると、大きな三門があります。臨済宗の古寺、南禅寺の三門です。

南禅寺の前進の設立は、鎌倉時代までさかのぼります。京都五山の上に位置するとされます。現在の伽藍は、桃山時代以降のものです。

巨大な三門は、石川五右衛門の「絶景かな」というせりふで知られます。方丈は、御所を移築した、こけら葺きの建物です。ここには、狩野永徳の襖絵があります。枯山水の庭園も有名です。

奥に進むと、ローマの水道橋のような水路閣があります。明治時代に作られた、れんが造りの水道橋です。由緒ある寺の真ん中に水道橋を通してしまうとは、明治政府もずいぶん大胆です。でも、現在では、これも景色になっています。

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