”アンリ・ルソーと素朴な画家たち”展2011/06/26 20:27

今日は、市立小樽美術館の”アンリ・ルソーと素朴な画家たち”展に行ってきました。世田谷美術館のコレクションによる展覧会です。このコレクションは、ドイツ人の画商、ウーデのコレクションに基づいています。

ルソーは、”サン=ニコラ河岸から見たシテ島”、”ビッシュの肖像”などです。その他に、家政婦のセラフィーヌ、庭師のボーシャン、郵便配達のヴィヴァン、主婦のグランマ・モーゼスなどの作品もあります。日本人では、山下清の作品がありました。彼らはみな、正式の美術教育を受けておらず、その作品の価値は無視されていました。

彼らの才能を見いだしたのが、画商ウーデです。そのあたりのいきさつは、セラフィーヌの映画で見ました。映画が予習になりました。彼女の作品を始めてみることができて、感慨深いです。

ここの美術館のようなマイナーな美術館(失礼)で、このような充実した展覧会を見られるとは思いませんでした。その後は、運河通りを散策して、お寿司を食べて帰りました。