札響定期演奏会(下野竜也)2012/03/03 21:02

今日は、雪の降る中を、キタラ・コンサートホールに行ってきました。札響の定期公演で、指揮は、最近評判の下野竜也です。ゲストは、ピアニストのデヤン・ラツィックです。プログラムは、ブラームス”ピアノ協奏曲3番”、ブルックナー”弦楽五重奏曲”、ヒンデミット”画家マティス”です。ブラームスは、ヴァイオリン協奏曲からの編曲です。

下野氏は、きびきびした指揮で、小さな身体が大きく見える熱演です。特に、”画家マティス”が良かったですね。マニアックな選曲にもかかわらず、観客はたくさん入っていました。

”画家マティス”は、フォーヴィズムのマティスのことかと思いましたが違いました。ドイツの16世紀の画家、マティアス・グリューネヴァルトのことでした。彼の祭壇画を、フランスのコルマールで見て、感銘を受けたことを思い出しました。この曲は、この絵の印象を表現したものです。

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