思い出の古寺71:ワット・アルン(バンコク、タイ)2012/09/29 15:44

バンコクの中心部の西、チャオプラヤー川を渡ったところに、美しい仏塔を持つ、”暁の寺”、 ワット・アルンがあります。この寺は、三島由紀夫の小説の舞台にもなりました。

この寺の起源は、少なくともアユタヤ朝までさかのぼります。その後の、トンブリ朝では、王宮の寺院として尊重されました。18世紀のバンコク朝では、初代のラーマ1世が、エメラルドの仏像をこの寺に安置しました。なお、このエメラルド仏は、その後、ワット・プラケオに移されました。

この寺を象徴する大仏塔は、表面に一面に陶器がはめこまれていて、きらきら輝いています。塔には、急な階段がついていて、上っている人がいました。私たちは恐くて上りませんでしたが。