モンブランの季節です ― 2012/11/17 20:17
映画”北のカナリアたち” ― 2012/11/18 19:44
ついに、札幌にも初雪が降りました。寒さにめげずに、吉永小百合の映画、”北のカナリアたち”を見に行きました。20年前におきた事故をめぐって、小学校の教師(吉永)が、かつての教え子たちを訪ね歩くというストーリーです。
それぞれの人が、それぞれの視点から、かつての事故を語り、少しずつ真相が暴露されていきます。ちょっと、芥川の”薮の中”を思い出しました。
舞台となった、礼文島?の風景がとてもきれいでした(利尻岳はCGかも)。札幌も少し出て来ます。
ピエール・アンタイ、チェンバロ・リサイタル ― 2012/11/23 20:10
今日は、休日なので、雪の中をキタラ・コンサートホールに行ってみました。フランスの古楽奏者、ピエール・アンタイの、チェンバロ・リサイタルです。プログラムは、バッハ”ゴールトベルク変奏曲”、ヘンデル”ハープシコード組曲、第1番”などです。
バッハ好きの私にとっては、”ゴールトベルク変奏曲”の全曲演奏は、うれしいですね。古楽の正統派とは言っても、型にはまらない、緩急自在の演奏です。会場は、満員で、盛大な拍手を受けていました。
思い出の古寺75:ウプサラ大聖堂(ウプサラ、スウェーデン) ― 2012/11/24 15:08
スウェーデンの首都、ストックホルムから電車に乗って北に40分ほど行くと、歴史ある大学都市、ウプサラに着きます。ウプサラ大学は、15世紀に設立された、北欧で最古の大学です。この街の、もう一つの象徴が、 ウプサラ大聖堂です。
ウプサラ駅を降りて、市内を西に進むと、フィリスオン川に出ます。川を渡ると、尖塔のそびえる ウプサラ大聖堂の前に出ます。チョコレート色のれんがよりなるゴチック建築で、2本の黒い尖塔が立っています。13世紀から建造が始められ、150年以上をかけて完成されました。
ここは、スウェーデン大司教の司教座の地で、スウェーデン国王の戴冠式もここでおこなわれました。もともとは、カトリックでしたが、その後、ルター派の教会になりました。教会内には、グスタフ・バーサ王の墓や、分類学のリンネの墓があります。
この教会は、パイプオルガンや、少年合唱団でも、知られています。大聖堂から、フィリスオン川を渡って、川にそって北に行くと、リンネの植物園があります。美しい花が咲いています。ここには、リンネの家も保存されています。彼は生物分類の体系を作ったことで有名ですね。
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