円山”とらや”で結婚記念日2013/12/01 19:57

私たちも、結婚20年目の結婚記念日を迎えました。20周年を、磁器婚式というのだそうですね。そこで、2人だけの記念の食事会を、札幌円山の和食のお店、”とらや”さんでおこないました。

煮物は鯛のだしの大根の煮物、お造りは”そい”、焼き物はキングサーモンでした。上品で深みのある味です。京料理をベースにして、北海道の地元の幸を生かした料理という感じでしょうか。

そのほかに、”はも”のにこごりや、ふきみそ、ふりかけ、デザートのプリンなどのちょっとした料理も、気が利いています。さすがに、ミシュラン北海道で、星を獲得しただけのことがあります。

千住真理子&スーク室内オーケストラ、コンサート2013/12/04 18:50

いつもは、くじ運のない私たちですが、今回はくじに当たって、千住真理子のコンサートに行くことができました。共演のスーク室内オーケストラは、チェコを代表する小編成オーケストラだそうです。

プログラムは、グリーグ:”ホルベルク組曲”、バッハ:”アリオーソ”、”2つのヴァイオリンのための協奏曲”、チャイコフスキー:”弦楽セレナード”などです。ちょっとクリスマスシーズンを意識した選曲です。

千住真理子は、意外と骨のある、しっかりした演奏でした。特に、”2つのヴァイオリンのための協奏曲”の第2楽章は、バッハ好きな私にとっては、最高!ちなみに、演奏は、古楽奏法ではありませんでした。

義士祭前の泉岳寺2013/12/07 15:26

先日、所用で東京に行ってきましたが、あき時間に、高輪の泉岳寺をぶらぶらしてみました。そして、大石内蔵助など、赤穂義士の墓におまいりしました。来週は、義士祭ですので、義士祭の赤いのぼりが立っていました。

思い出の古寺98: 石山寺(大津、滋賀)2013/12/08 15:15

京阪石山線の石山寺駅で降りて、瀬田川の流れを左に見ながら、川岸を南に歩いて行くと、石山寺の山門が見えてきます。運慶、湛慶作の仁王像を擁する、みごとな山門です。平安文学にもしばしば登場する、歴史ある古刹です。

奈良時代に、東大寺の建立が行われたとき、ここ石山が、材木の集積所となりました。そこで、建立にあたった良弁僧正が、その成功を祈念して庵を建てたのが、この寺の起源となります。平安時代には、菅原道真の孫、淳祐が真言宗の寺として再興しました。そして、貴族、諸卿の信仰を受けました。

紫式部が、この寺で月を見てインスピレーションを受けて、源氏物語を書き始めたという、”源氏物語伝説”があります(たぶん、史実ではないでしょう)。本堂内には、”紫式部源氏の間”という部屋があり、紫式部の人形が置いてあります。

山門を入り、参道を進み、石段を上ると、巨大な奇岩(硅灰岩)があります。そこにある本堂は、清水寺のような舞台造りで、淀君の寄進といいます。本尊は、如意輪観音像ということですが、秘仏となっています。

広い境内の中を歩いて、多宝塔へ行きました。鎌倉時代の建立の日本最古の多宝塔です。源頼朝の寄進によると言います。

”蜻蛉日記”の道綱の母、”更級日記”の孝標の女も、ここを訪れています。

ミュンヘンクリスマス市2013/12/14 19:26

札幌、大通公園でやっているミュンヘンクリスマス市に、行ってきました。札幌とミュンヘンが、姉妹都市になっていることにちなんだお祭りです。例年のように、グリューワイン(ホットワイン)をいただきました。とても混んでいたので、あまり見て回らずに、早々に退散です。アジアの観光客の皆さんが、来ていたので、ちょっと安心。