「エッシャーの世界」展 ― 2016/09/20 17:24
札幌芸術の森美術館でやっている、「エッシャーの世界」展に行ってきました。不思議な錯覚の世界にいざなうだまし絵で有名な、オランダの版画家、エッシャーです。
主な展示作品は、”昼と夜”、”塔”、”水たまり”、”上昇と下降”、”描く手”などです。特に印象的だったのが、アマルフィなど南イタリアを描いた、初期の風景画。彼のだまし絵の中の不思議な風景の原点が、南イタリアにあることがわかります。
オランダデザインと言えば、完結明解なデステイルを思い出しますが、エッシャーとは、対極にあるように見えます。でも、ある意味での抽象性ということでは、共通点があるのかも。
オランダのハーグ市立美術館からも、作品が来ていました。ハーグには行きましたが、このエッシャー・コレクションがあることは知りませんでした。残念。
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