”立川志らく独演会”2010/04/02 22:58

だんだん、寒さがやわらいいで来ましたね。今日は、立川志らくの独演会に行ってきました。

まず、前座の立川らく兵の”道具屋”で、テンポ良く演じました。志らくは、”鉄拐(てっかい)”という珍しい噺です。鉄拐仙人が仙術を使って、芸人として売り出すという、始めて聴く変わった噺です。まくらには、やはり談志の病気回復の話題を持ってきました。

中入り後は、おなじみの”中村仲蔵”です。いつもの2倍くらいある、ロング・バージョンでした。そして、さげも、私が聴いた事があるのとは変えて来ました。若手ながら、安定感のある好演でした。

思い出の古寺6:六波羅密寺(京都)2010/04/03 16:03

五条通りを清水寺の方向にむかって東に進み、五条大橋を渡ってしばらく行ったところで、細い道に左折すると、六波羅密寺があります。このあたりは、建仁寺の南にあたります。ここは、西国三十三観音巡礼霊場の第十七番にもあたります。

六波羅密寺は、「市の聖」とも呼ばれた空也上人によって設立されました。有名な寺のわりには、境内はせまくて、門を入るとすぐに、朱塗りの本堂があります。本尊は十一面観音です。本堂のわきを行くと、宝物殿があります。ここは、見のがせません。有名な空也上人像があるからです。南無阿弥陀仏ととなえる声が、6体の小阿弥陀仏になっている像です。この他に、平清盛像も知られています。

ここを少し行くと、平安時代の葬送の道であった、六道の辻があります。

イースターにスイートポテトのタルト2010/04/04 20:02

今日は、おてしおで、色うるおい講座です。その後、新しい鼻緒の話で盛り上がったようです。

そして、Bund Cafeでお茶をしました。今日のお菓子は、”スイートポテトのタルト”にしてみました。スイートポテトが、しっとりほくほくした、おいしいお菓子です。上に乗っているのは、ピーカン・ナッツです。ピーカン・ナッツといえば、テキサスを思い出しますね。なつかしい!

”芸森の名品”展2010/04/05 20:54


昨日は、札幌芸術の森の美術館の、開館20周年の収蔵品展に行ってきました。ちょうど、昨日の朝の”日曜美術館”で紹介していました。芸術の森は、まだ雪がだいぶ残っています。展示品は、舟越桂”雪の上の影”、片岡球子”ポーズ2”、佐藤忠良”冬の子供”、砂沢ビッキ”神の舌”などです。多くは、北海道の作家の作品です。

北海道の美術家の層の厚さが、感じられます。ところで、良く見ると、作品の多くは寄贈品です。美術館のふところ事情が想像できますね。それなのに、入館料をただにしてもらって、大サービスです。


絵心を刺激されたので、雪景色の有島邸を描いてみました。


思い出の古寺7:赤間神宮(下関、山口)2010/04/10 15:21

下関と北九州市を結ぶ関門橋の側、壇の浦古戦場の近くに、赤間神宮があります。下関駅からは、長府方向に行くバスで行くことができます。ここは、壇の浦で破れた平家一門と、安徳天皇を祭る神社です。

竜宮城のような水天門を入って行きます。本殿は、幼児にして入水した安徳天皇を祭ります。本殿わきには、壇の浦で入水した平教盛など平家一門の墓、七盛塚(経盛、教盛、知盛など)があります。宝物殿には、源平合戦絵屏風などがあります。この神社はまた、耳無し芳一の伝説でも有名です。

神宮を出て、海に出ると、目の前の海が壇の浦です。そこにも、小さな祠がありました。