思い出の古寺6:六波羅密寺(京都)2010/04/03 16:03

五条通りを清水寺の方向にむかって東に進み、五条大橋を渡ってしばらく行ったところで、細い道に左折すると、六波羅密寺があります。このあたりは、建仁寺の南にあたります。ここは、西国三十三観音巡礼霊場の第十七番にもあたります。

六波羅密寺は、「市の聖」とも呼ばれた空也上人によって設立されました。有名な寺のわりには、境内はせまくて、門を入るとすぐに、朱塗りの本堂があります。本尊は十一面観音です。本堂のわきを行くと、宝物殿があります。ここは、見のがせません。有名な空也上人像があるからです。南無阿弥陀仏ととなえる声が、6体の小阿弥陀仏になっている像です。この他に、平清盛像も知られています。

ここを少し行くと、平安時代の葬送の道であった、六道の辻があります。

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