夫婦でスケッチ・ブログ

金沢市の中心にある百万石通りは、金沢城の西を南北に走ります。この通りを南に歩いて行くと、香林坊のあたり、中央公園の手前に、ちょっと不思議な形の門が見えてきます。ここが、 尾山神社です。

この神社は、加賀藩の祖である、前田利家を祀る神社です。その起源は、１７世紀のころにさかのぼります。現在の神社は、明治時代に建立されました。

竜宮城のような不思議な門は、神門と呼ばれ、華麗なギヤマンの装飾がほどこされています。これは、オランダ人の設計により、明治時代に建てられました。

境内には、遠州式の回遊庭園があります。前田利家の銅像もあります。神社のすぐ後ろは、金沢城跡です。神社の反対側、西の道に入って行くと、武家屋敷街です。

モーツァルトの街、ザルツブルクはオーストリア西部の、美しい古都です。ミュンヘンから特急で１時間半ほどで着きます。駅から行くと、旧市街の中心は、ザルツァッハ川を越えた南側にあります。大司教のいたレジデンツの南、山のふもとにあるのが、 ザンクト・ペーター教会です。

この教会の基礎は、７世紀に、聖ルパートによって設立されました。もともとは、ロマネスク様式でしたが、現在の建物は、１８世紀のバロック様式のものです。たまねぎ型の屋根の、四角い塔が特徴です。教会内は、豪華なバロック・ロココ様式です。

ここでは、モーツアルトのハ短調ミサ曲が、作曲者自身によって最初に演奏されました。作曲家のハイドンの記念碑も、ここにあります。