思い出の古寺90:太宰府天満宮(太宰府、福岡)2013/08/03 15:17

福岡から西鉄大牟田線に乗って南下して、二日市駅でわきの線にはいると太宰府駅に着きます。駅を出て、参道を数分歩くと、 太宰府天満宮の境内に入ります。全国各地にある天神の総本社です。

太宰府天満宮は、言うまでもなく、菅原道真の霊を祀った神社です。道真は、讒言により左遷されて、この地で生涯を終えました。彼の遺骸を運ぶ牛車の牛がここで動かなくなったので、ここに遺骸を埋めて墓としたという伝説があります。その後、京では天変地異がおこり、彼のたたりではないかとされました。そこで、醍醐天皇は、藤原仲平に命じて、この地に社殿を建てて、霊を弔ったのが天満宮の始まりです。

鳥居をくぐると、心字池があり太鼓橋がかかっています。その先の楼門をくぐると、内陣です。正面に本殿があり、その前に飛び梅があります。「東風ふかば にほひおこせよ 梅の花・・・」の歌で有名な梅です。この他にも、境内には梅がたくさんあって、花の季節には見事な景色だそうです。