思い出の美術館179:松濤美術館(松濤、東京)2018/03/14 16:25

井の頭線の神泉駅を降りて北に数分歩くと、マンション街の狭間に特徴的な曲面を持った建築が見えてきます。これが建築家白井晟一が設計した渋谷区立松濤美術館です。ここには特に独自のコレクションは無いようですが、持ち込みの企画展を行っています。

私が行ったときには(2018年3月)、斎藤茂吉の書画の展覧会をやっていました。茂吉が絵が得意とは、知りませんでした。”蕗の薹図”、”南瓜図”などなかなか上手で、彼の短歌も添えてありました。また、画家の平福百穂とも交流があるらしく、百穂の絵に賛をしたりしていました。

地下では、小学生の絵画展をやっていました。地下の中央にある池と噴水が、印象的な建築です。