思い出の美術館181:似鳥美術館(小樽、北海道)2018/09/12 14:29

JR小樽駅前を東に行って、日銀通り(旧日銀小樽支店のある通り)を北につまり海の方へ行くと、郵便局の向かいにレトロなビルが見えてきます。これが似鳥美術館で、小樽芸術村の一部です。ちなみに、このビルはかつての拓銀小樽支店です。

入り口に入るとすぐ、ステンドグラスが展示されています。主な展示室は3、4階。4階は日本画です。大観:”富士”、”月四題”、東山魁夷:”山湖遠望”、平山郁夫:”月光砂漠行”、片岡球子:”富士”、上村松園:”桜可里図”など。

4階は洋画です。フジタ:”婦人と犬”、”自画像”、ルノワール:”二人のセイレーン”、ユトリロ:”ヴュー・ムーランの教会のある通り”、小磯良平:”少女像”、岸田劉生:”黒き土の上に立てる女”など。特に、ここに2点のフジタがあることは、貴重です。

そして地下には、ガレ、ドーム、ラリックなどのガラス作品があります。

ニトリ社長のコレクションはすごいですね。それをこのように公開してくれるのは、企業のメセナ活動として意義のあることだと思います。

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