澁澤龍彦展と志の輔落語会2007/09/16 18:58

芸術の森美術館でやっている”澁澤龍彦展”に行ってきました。澁澤龍彦が紹介したヨーロッパ美術や、彼の友人の美術家達の作品が展示されています。古くはデューラーから始まり、アルチンボルドー、酒井抱一、ハンス・ベルメール、バルテュスまで、多様な作品があります。彼の友人としては、横尾忠則、四谷シモンなどの作品があります。中身の濃い展覧会で、手応えがありました。良い意味で疲れました。去年の四谷シモン展とともに、なかなかのヒットです。芸術の森美術館の学芸員さんの中に、こういう方面に強い人がいるのでしょうか。

昨日は、立川志の輔の札幌落語会に行ってきました。大雨のなか、ほぼ満席の盛況でした。前座、二つ目の演目は、立川めんそーれの”寿限無”と、立川志の春の”まんじゅう恐い”でした。志の輔は、新作と”井戸の茶碗”で、なかなかの熱演でした。マクラは、談志を意識した政治ネタをふってきました。声がおかしくなっていたので、ちょっとポリープが心配です。