夫婦でスケッチ・ブログ

ドイツ映画の”ベルリン・フィル”を、シアター・キノで見てきました。ベルリン・フィルの、2005年のアジアツアーのドキュメンタリーです。指揮者のサイモン・ラトルを始めとする、メンバーたちのインタビューも盛り込まれています。ベルリン・フィルへの入団をめざす、若い候補生たちの合否のゆくえも、見所の１つです。

プログラムは、R.シュトラウス”英雄の生涯”、ベートーヴェン”英雄”、トーマス・アデス”アサイラ”です。特に、現代作曲家であるアデスの曲のリハーサルに、興味を持ちました。ラトルでも、リズムがわからなくなることがあるのですね。全員で演奏を作り上げていく感じです。ベルリン・フィルが「民主的」ということの意味が、わかったような気がします。