思い出の古寺66:天寧寺(尾道、広島) ― 2012/06/02 15:51
尾道の駅から東に進むと、千光寺に登るロープウェイの乗り場の手前に、三重の塔を持つ古刹が見えてきます。これが、 曹洞宗の古刹、天寧寺です。
ここは、室町時代に、足利義詮によって建立されたとされます。開山は、普明国師です。一時は、大規模な寺院でしたが、落雷によって消失しました。その後、江戸時代に再建されました。
本堂は、唐破風で、黒瓦のどっしりした感じです。本堂左手には、五百羅漢堂があります。わりと新しい建物です。裏の坂道を上って行くと、海雲塔と呼ばれる三重塔があります。これは重要文化財とされています。この塔は、もと、五重塔だったのですが、いたんできたので、江戸時代に三重塔に改修したのだそうです。このあたりからは、尾道の町と海が見渡せます。
ここは、春にはぼたんの寺、あるいはしだれ桜の寺として有名です。
三重塔のわきの坂道では、猫が歩いていました。この後、ロープウェイ乗り場の近くのカフェで、ワッフルを食べました。
屯田防風林のウバユリ ― 2012/06/03 15:47
今日は、風が強かったですが、きれいな快晴でした。家の近くの、屯田防風林というところに散歩に行ってきました。ここには、ウバユリの群生地があります。この前来たときには、芽を出したばかりでしたが、もう腰の高さくらいに成長していました。ポプラの若葉も、きれいに出ていました。
初夏の小樽運河 ― 2012/06/07 18:12
今日は、仕事で小樽に行きました。お天気が良いので、ちょっと、あき時間を利用して、小樽運河をスケッチ。中国人の観光客の人たちが、絵に関心を持ってくれました。中国語をやっておけば、良かったですね。
”都ぞ弥生百年祭”コンサート ― 2012/06/09 22:42
北大の寮歌の”都ぞ弥生”の百周年を記念する無料コンサートが、北大のクラーク会館で開かれましたので、一部を聴いてきました。ヴァイオリンは植村理葉、ピアノは一宮明代という人です。
私が聴いたのは、ベートーヴェン”クロイツェル・ソナタ”とサラサーテ”ツィゴイネルワイゼン”です。ただで聴くのは申し訳ないような、熱演でした。
木嶋良治展 ― 2012/06/10 19:25
この前、小樽に行ったとき、小樽市立美術館で”木嶋良治展”というのを見てきました。木嶋良治は、小樽出身の風景画家です。高校の美術の先生もしていたようです。今回の展覧会では、小樽風景と、ヴェネチア、フィレンツェの風景の絵が展示されていました。
雪の小樽の風景は、一面の白の中に、単純化された色面が浮かぶ、硬質の絵です。私も描いたことのある風景だけに、これは、風景をどう捉えるかの参考になります。
最近のコメント