思い出の古寺92:楽法寺(大和村、茨城)2013/08/25 20:12

筑波山の北、笠間の西にあるのが、雨引観音、 楽法寺です。ここは、坂東三十三観音巡礼霊場の24番でもあります。

この寺の起源は古く、飛鳥時代までさかのぼると言います。中国から渡来した僧、法輪独守が、ともに持ってきた延命観音像をここに祀ったのが起源になります。 雨引観音の名は、平安時代に、干ばつのとき、この観音に祈って、雨を得たという伝説に由来します。

また、奈良時代に、光明皇后がこの観音に祈って安産を果たし、お礼に三重塔を寄進したことから、安産の観音としても知られています。

駐車場から長い石段を上っていくと、仁王門に出ます。仁王門をくぐると広い境内に入ります。本堂には、本尊、延命観音像が安置してあるそうです。本堂横の多宝塔は、光明皇后の三重塔の後身となります。

この寺は、桜の寺、あじさいの寺としても有名です。

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