思い出の古寺91:ワット・ポー(バンコク、タイ)2013/08/18 16:43

バンコクの西部、チャオプラヤー川の近く、ワット・アルン(思い出の古寺71)の対岸ににあるのが、寝釈迦の像で有名な ワット・ポーです。バンコクで最大の寺院でもあります。

この寺は、寺ができる以前は、タイの伝統医学の学校であったということです。18世紀に、修復されて、ワット・ポーダラムという寺になりました。その後、ラーマ3世の帰依を受けて、発展しました。

本堂の中いっぱいに横たわっているのが、巨大な黄金の寝釈迦像です。全長46メートルの大きさです。この像は、ラーマ3世によって作られました。足の裏には、らでん細工で、仏国土の図が描かれています。人々は、像のまわりを回りながら、煩悩の数、108個あるという壷のなかにお金を入れていきます。

ここには、現在もタイ式マッサージの学校があります。一般の人もマッサージを受けることができるそうです。

マリア・マグダレナ・カチョル・フェアウェル・コンサート2013/08/24 20:21

早いもので、キタラのオルガニストのカチョルさんの、さよならコンサートの日がやってきました。今回は、ゲストとして、パーカッションの藤原貴子氏と谷野健太郎氏が参加しています。

プログラムは、ヴィヴァルディ:”協奏曲ニ短調”、リスト:”「詩的で宗教的な調べ」より”、”バッハの名による前奏曲とフーガ”、ショパン:”ノクターン”、コシュロー:”シャルル・ラケの主題によるボレロ”(パーカッション参加)、ベートーヴェン:”交響曲第5番「運命」”などです。

いつもながらの、ダイナミックな演奏です。ボレロは、ラヴェルのボレロを思わせるドラムが参加した、興味深い曲です。カチョルさんは、最後ということで、感極まったのか、あいさつでは眼にハンカチを当てていました。こちらも、ちょっとうるうる。

思い出の古寺92:楽法寺(大和村、茨城)2013/08/25 20:12

筑波山の北、笠間の西にあるのが、雨引観音、 楽法寺です。ここは、坂東三十三観音巡礼霊場の24番でもあります。

この寺の起源は古く、飛鳥時代までさかのぼると言います。中国から渡来した僧、法輪独守が、ともに持ってきた延命観音像をここに祀ったのが起源になります。 雨引観音の名は、平安時代に、干ばつのとき、この観音に祈って、雨を得たという伝説に由来します。

また、奈良時代に、光明皇后がこの観音に祈って安産を果たし、お礼に三重塔を寄進したことから、安産の観音としても知られています。

駐車場から長い石段を上っていくと、仁王門に出ます。仁王門をくぐると広い境内に入ります。本堂には、本尊、延命観音像が安置してあるそうです。本堂横の多宝塔は、光明皇后の三重塔の後身となります。

この寺は、桜の寺、あじさいの寺としても有名です。

雨の北広島2013/08/31 15:17

ちょっとした所用で、札幌郊外の北広島に、行ってきました。ゴルフ場の真ん中のホテルです。雨降りの中で、ゴルフをしている、外国人観光客がいて、そのパワーにびっくり。絵は、ホテルの窓から見た景色です。遠くに見えるのは、恵庭岳?、紋別岳?