倉敷、大原美術館2013/09/24 20:32

次の日、新幹線に乗って、神戸から倉敷に行きました。倉敷では、なによりもまず、大原美術館です。絵は、ギリシア建築のような、美術館の正面。ここを訪れるのも、二十数年ぶりです。

グレコ、モネ、ゴーギャン、フジタなど、収蔵品の質の高さには、圧倒されます。民芸好きの私たちには、工芸館の、芹沢銈介、浜田庄司らの作品も、必見です。そして、以前には無かった分館には、藤島武二や関根正二ら、日本の近現代美術が展示されています。やなぎみわ、鴻池朋子などの、現代作家の作品まで収蔵されています。

そして、倉敷民芸館へ。ここには、倉敷に限らず、日本各地、世界各地の民芸作品が展示されています。館の建物は、江戸時代の米蔵だそうです。

その後は、小舟に乗って、倉敷川をのんびりと巡りました。岸からしだれかかる萩の花がきれいです。川の両側には、蔵造りの趣のある家が並びます。ちょっと、千葉の佐原を思わせる眺めです。