思い出の美術館159:池田20世紀美術館(伊東、静岡)2014/01/11 19:47

伊豆の伊東から、シャボテン公園行きのバスに乗って、南に進み、美しい一碧湖を越えてしばらく行ったところに、この美術館があります。印象派から20世紀美術までを中心とするコレクションを持つ、美術館です。

このコレクションおよび美術館は、ニチレキ株式会社社長の、池田英一氏によるものです。

おもな収蔵品は、シニャック”アンチーブ風景”、ルノワール”カーニュ風景”、ココシュカ”アルジェリアの女”、コクトー”アルルカン”、ダリ”炎のキリン”、ウォーホール”マリリン・モンロー”などです。

シニャックの作品は水彩で、油絵とは一味違った、軽快な作品です。これはこれで、なかなか捨てがたいですね。 ココシュカ の作品も、意外な感じで、印象に残りました。 小規模ながら、充実した展示です。 ただし、展示作品リストが無かったのが、ちょっと残念。

美術館前庭の木には、みかんがたわわに実っていました。帰りに、一碧湖に向かって歩いて行くと、富士山が見えました。